このページでは、薪の調達方法や費用について、田淵金物ファームマート店(以下、当店)のスタッフとお客様の対話形式でご説明していきます。
薪の調達方法は非常に重要!
当然のことながら、薪ストーブの導入を検討するならば、燃料となる薪をどうやって調達するのかについて、事前に考えておく必要がありますよね。
もちろんです。想像以上にたくさんの薪を使いますし、それを何年、何十年と継続していく必要があるわけですから、準備が必要だと思います。
実際、どのような調達方法があるんですか?
大きく分けると「購入する」と「自分で作る」の2つになりますね。
購入する
自分で作るとなるとかなり大変そうなイメージです。一般のユーザーには「購入する」が現実的な手段になるんですかねぇ。
そうですね。もちろん田淵金物ファームマート店でも販売していますし、ネットでも薪を売っているお店はたくさんあります。「購入する」という方法は最も安定的で、一番楽ちんな方法だと思います。
費用的にはどれぐらいになるでしょう?
毎日稼働させるのか週末だけなのか、1日何時間使うのかや、薪ストーブのサイズや燃焼効率によっても変わってきますが、ざっくりとした目安だと次のような感じですね。
| 1日の薪の消費量 | 年間稼働日数 | 薪の消費量 | 薪の費用(1年)※1 |
|---|---|---|---|
| 20kg | 150日※2 | 3,000kg | 195,000円 |
| 25kg | 3,750kg | 243,750円 | |
| 30kg | 4,500kg | 292,500円 |
※ 薪1kgあたり65円(25kg約1600円)で計算
※ 11月〜翌3月まで稼働した場合の日数
いや、これはなかなかの出費になりますね。
1日にどれだけ薪ストーブを稼働させるのか、年間で何日使うのか、どんな価格の薪を購入するのか。このあたりで年間の費用が決まってきますね。
どの薪ストーブを使うかによっても薪の消費量は変わってきそうですしね。
はい。燃費はモデルの違いだけでなく、上手に燃焼させられるかどうか、ユーザーの腕にもかかってきますね。
なるほど。いずれにしても、1年でこれだけ費用がかかるとなると、大変なのは分かっていても「自分で作る」という選択肢を真剣に考えたくなりますよね。
自分で用意する
自分で薪を作るとなると、どんな工程になるんでしょう。
すべての工程となると、以下のような感じですね。
| やること | やることの説明 |
|---|---|
| 切り出し | 山にある樹木を倒木し、運搬できる大きさに切断し、保管場所に運搬する |
| 玉切り | 使用する薪の長さ(一般的には25〜40センチ)に切断する |
| 薪割り | 玉切りした木を薪割り機や斧を使って、使いやすい太さに割る。 |
| 乾燥・保管 | 含水率が20%以下になるよう1年以上、雨水を避けられる場所で乾燥させる。 |

これはやはりかなり大変そうですね。
自前の山林から切り出すとなると、これに植林を加える必要がありますが、もちろんそこまでされている一般ユーザーの方はごくごく少数だと思います。どの段階から自分でやるかは人それぞれだと思いますが、切り出した丸太を購入されて、玉切りから自分でされる方が多いんじゃないでしょうか。
この作業を大変と見るか、薪ストーブを使う楽しみの一部だと感じるかで、大きく変わってきそうですね。
おっしゃるとおりですね。薪作りも楽しみの一つと捉えて取り組まれるのが理想ですね。
どんな薪を使うか
ちなみに、十分に乾燥できていない薪を燃やすと、何か問題が起きたりしますか?
切り出してすぐの木(生木)の含水率は50%あります。これを薪として燃やして得られる熱量は、十分に乾燥させた薪から得られる熱量の半分にも満たないと言われています。
苦労してつくった薪がもったいないことになりますね。
それだけでなく、煙突に煤(クレオソート)やタールが付着したり、炉内の汚れの原因にもなるので、メンテナンスが大変になりますし、煙突の寿命を縮めかねません。
薪じゃなく、廃材なんかは使えますか?
合板やベニヤ板などは石油由来の接着剤などが使われている可能性がありますし、クリア塗装されていたり、防腐加工されていたりと一見して加工されていると分かりにくいものもあります。これらを燃やしてしまうと、やはり薪ストーブを傷めるの原因になります。
ちゃんと乾燥させた薪を燃やせってことですね(笑)。
お願いします(笑)。
薪を保管する場所の確保
ふと思ったんですが、薪を保管する場所も必要ですよね。
そうなんです。当日使う薪も含めて2〜3日ぶんは薪ストーブのそばに置いておくとして、それ以外の薪、最低でも1シーズン中に使う薪も自宅の敷地内で保管しておきたいですね。
毎日薪ストーブを使うなど、使う頻度や時間によっては保管する薪もかなりのボリュームになりますよね。
はい。ご自宅を新築するケースでは薪の保管場所も計画に組み込めますが、既存住宅への設置の場合、薪小屋として使える場所の確保が必要になります。
確保できない場合は、購入して、定期的に薪を配送してもらうなどの工夫が必要になってきますね。
そうですね。購入は自分で薪を作る必要がないという点に加えて、用意できるスペースにあわせて薪の量を調整できるというメリットもあると思います。
そうか、薪をつくるとなると作業するスペースや道具の保管場所も必要になるのか。
薪ストーブの前に集まって家族団らん、というイメージだけでなく、薪づくりや保管など、導入後に必要となる作業やスペースなどをリアル且つ詳細にシミュレーションしておくことが、薪ストーブのある生活をストレスなく送る秘訣かも知れませんね。
なるほど、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
田淵金物ファームマート店の薪販売・配送サービス
| 長さ | 重量 | 価格 | 送料 | |
|---|---|---|---|---|
| 薪(広葉樹) | 30〜35cm | 240kg | 1万9800円(税込) | ご相談ください。 |
