ソーチェン目立て不良及び損傷 その③

前回のブログ(https://www.tabuchikanamono.com/farmmart/news/126/)からの追記です。

目立て不良を図で解説します。

■横刃目立て角度が異なる

【原因】:ヤスリの持ち方が不適切、圧力のかけ方が不均一

【症状】:切断時に外れる、チェンが切り口に挟まる

【処置】:

目立て補助工具を使用する

押し込み圧力が均一になるように注意する

■カッターの長さが異なる

【原因】:ヤスリをかけるときにヤスリガケする量が異なる

【症状】:切れ曲る、チェンが切り口に挟まる、切断性能が不良

【処置】:最も短いカッターを見つけて、全てのカッターが同じ長さになるまでヤスリをかける

■目立て角度が異なる

【原因】:ヤスリの持ち方が不適切

【症状】:切れ曲る

【処置】:

目立て補助工具を使用する

全てのカッターが適切な目立て角度になるように注意する

■デプスゲージの設定が不十分

【原因】:目立て後、デプスゲージの設定を確認していない

【症状】:チェンの刃は鋭利であるが、切断性能が不良

【処置】:デプスゲージを下げる、チェンピッチに合うファイリングゲージを使用する

 

カジュアルユーザーに多い症状が、デプスゲージの設定です。

チェン刃は鋭利なのですが、デプスゲージを下げていない為、材に対して刃が食い込んでいかないという症状です。

カッターを研磨する丸ヤスリとデプスゲージを研磨する平ヤスリがセットになったシャープニングキットの使用をお勧めします。

その④へつづきます

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